2016.8.6 : リオ五輪 開会式
写真をクリックして開会式をご覧下さい。
南米で初めて開催されるリオデジャネイロオリンピックが開幕しました。
リオデジャネイロオリンピックは、史上最多となる205の国と地域のほか、個人の資格での参加者と難民選手団の選手、1万人余りが参加して、21日までの17日間に28競技、306種目が行われます。
開会式は、5日の午後8時(日本時間6日午前8時)からマラカナンスタジアムで始まりました。
式では、「平和」と「環境」を大きなテーマに、多様な人種や民族によって形作られたブラジルの歴史や文化を幻想的な演出で表現したショーが披露されました。
この後、オリンピック発祥の地、ギリシャを先頭にそれぞれの国と地域の選手がアルファベット順に入場行進しました。
日本の選手団は全体の104番目に登場し、旗手は、陸上10種競技の右代啓祐選手が務めました。
また、初めて結成された難民選手団が入場行進すると観客から温かい拍手が送られました。最後に開催国のブラジルの選手団が入場し、ひときわ大きな歓声が上がっていました。
この後、テメル大統領代行が開会を宣言し、南米で初めてのオリンピックが開幕しました。
そして、ことし4月にギリシャで採火されたあと、ブラジルに運ばれ、1万人以上のランナーによってつながれながら全土を回ってきた聖火が、ブラジル出身で2004年アテネ大会の男子マラソン銅メダリストのデリマさんに引き継がれ、聖火台に火がともされました。