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2016.8.17 : 感動! 卓球女子団体が銅メダル





リオデジャネイロオリンピック、卓球の女子団体は16日、3位決定戦が行われ、日本はシンガポールに3対1で勝って銅メダルを獲得し、2大会連続でメダル獲得となりました。
卓球の団体は、1チーム3人の選手で、シングルス4試合とダブルス1試合を戦い、先に3勝したほうが勝ちとなります。14日の準決勝でドイツに敗れた日本は、16日の3位決定戦で、シンガポールと対戦しました。
第1試合のシングルスでは福原愛選手がゲームカウント2対3で競り負けましたが、第2試合は石川佳純選手が、得意のフォアハンドで攻め込んでストレート勝ちしました。流れをつかんだ日本は、続くダブルスで福原選手と15歳の伊藤美誠選手のペアが力強いスマッシュで攻め続けてシンガポールのペアに3対1で勝ちました。
さらに第4試合のシングルスでは、伊藤選手が危なげない内容でストレート勝ちしました。日本は3対1でシンガポールに勝って銅メダルを獲得しました。 日本は前回のロンドン大会で銀メダルを獲得していて、2大会連続のメダル獲得となりました。

福原選手「本当に苦しいオリンピックでした」

 

福原愛選手は「本当によかったです。私は足をひっぱってばかりでしたが、みんなに感謝しています」と涙をうかべながら話しました。また、4回目の出場となった今回のオリンピックについて、「いい試合もありましたが、悔しい試合もそれと同じくらいあったので本当に苦しいオリンピックでした」と話していました。

石川選手「3人で勝ち取った勝利」

 

石川佳純選手は「メダルが取れてよかったです。みんなで一丸となって戦いましたし、3人で勝ち取った勝利です」と涙を見せて話していました。3位決定戦では第2試合のシングルスでストレート勝ちし、「自分の力を出せれば絶対勝てると思いましたし、第1試合を相手に取られても絶対自分が取り戻すんだという気持ちで頑張りました」と話していました。

伊藤選手「力を発揮できてよかった」

 

伊藤美誠選手は「みんなでつかんだメダルは、シングルスでつかむものよりもっともっとうれしいメダルです」と笑顔で話しました。そして、3位決定戦で、みずからが出場した第4試合のシングルスで銅メダルを決めたことについて、「自分の試合が回ってきたときに、しっかり決めるという思いで臨みました。力を発揮できてよかったなと思います」と話していました。


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