2016.4.30 : 塩尻市がワイン産業支援強化
ワインの生産が盛んな塩尻市は、ワイン産業への支援を強化しようと、市役所内に「ワイン産業振興本部」を5月1日付けで新たに設置します。
塩尻市内にはワイナリーが10社あり、品質の高さから県内の出荷量の8割近くを占める有数の産地として知られています。
こうした中、塩尻市は、市内のワインに関連する産業を総合的に支援しようと、市役所内に「ワイン産業振興本部」を5月1日付けで新たに設置します。
振興本部には、市の農政課や産業政策課など5つの部署や機関の合わせて12人が所属し、▽ワイナリーが安定してワインを醸造できるようブドウの遊休農地に関する情報を提供することや、
▽ワイナリーの建物や設備を新設したり増設したりするケースに対し、税を減免することなど、さまざまな産業支援を進めることにしています。
塩尻市の「ワイン産業振興本部」では、「ワイン産業は、飲食店などを含め非常にすそ野が広いので、地域発展の要となるよう支援を強化していきたい」としています。