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2016.4.3 : 諏訪御柱祭「木落し」と「川越し」

諏訪大社の御柱祭は3日、祭りの最大の見せ場の1つ、大勢の氏子が乗った大木が急な斜面を滑り降りる「木落し」や、雪解け水の冷たい川を渡る「川越し」が行われました。
数えで7年に1度開かれる諏訪大社の御柱祭は「御柱」と呼ばれる大木を上社と下社にそれぞれ8本ずつ運んで建て替える祭りでこのうち上社に御柱を運ぶ「山出し」が2日から始まり、3日は祭りの最大の見せ場の1つ、「木落し」が行われました。
長さ17メートルの御柱にはV字型に「めどでこ」と呼ばれる木が取り付けられ大勢の氏子がまたがって斜度27度、長さ32メートルの坂を一気に滑り降りました。
坂の周辺には大勢の見物客が詰めかけ、大木が滑り落ちるごとに大きな歓声が上がっていました。
このあと、茅野市を流れる宮川ではもう一つの見せ場「川越し」が行われ、氏子たちは雪解け水の流れる冷たい川につかりながらおよそ40メートル先の対岸まで御柱といっしょに渡りました。