2016.3.19 :サッカー五輪代表 手倉森監督 最終予選の舞台裏明かす
リオデジャネイロオリンピックに出場するサッカー男子の23歳以下の日本代表、手倉森誠監督が東京都内で講演し、「選手たちがどんな覚悟でプレーしているか、人間性の部分をぜひ見てほしい」とオリンピックでの活躍を誓いました。
23歳以下の日本代表は、ことし1月に行われたアジア最終予選で、厳しい戦いが予想された前評判を覆し、6戦全勝でオリンピック出場を決めました。
手倉森監督は18日、東京都内で事前に選ばれた、およそ60人を前にアジア最終予選の舞台裏について講演しました。この中で手倉森監督は、大会の初戦を前に選手たちの気持ちを高めるため、おととしのワールドカップブラジル大会で日本代表が負けた場面や、
自分たちがアジアの大会で負けたときのプレーを集めた動画を見せたということで、その映像を初めて公開しました。手倉森監督は、「アジアで負け続けてきた、この世代の選手たちをやる気にさせるために見せた。選手たちを『日本サッカーを俺たちが変える』という気持ちにさせたからこそ、オリンピックへの階段を登れたと思う」と明らかにしました。
そのうえで、「選手たちがどんな覚悟でプレーしているか、人間性の部分をぜひ見てほしい」と話し、オリンピックでの活躍を誓っていました。