Forest Studio

2016.2.7 : 北朝鮮がミサイル発射

北朝鮮の国営テレビは、7日午後、キム・ジョンウン(金正恩)第1書記の立ち会いの下で、およそ3年2か月ぶりに事実上の長距離弾道ミサイルを発射した際の写真を放送しました。
北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、2012年12月以来、およそ3年2か月ぶりとなる事実上の長距離弾道ミサイルを発射した際の写真およそ20枚を、発射からおよそ4時間後の日本時間の7日午後1時半に放送しました。
写真では、3段式のミサイルが発射台に据え付けられている様子や、発射されたミサイルがオレンジ色の炎を吹き出しながら上空へと上昇していく様子が写っています。ミサイルには、前回、「ウナ(銀河)3号」と書かれていましたが、今回は、人工衛星の名前でもある「クァンミョンソン(光明星)」と書かれていて、新型のミサイルである可能性もあります。
また、キム第1書記が、管制施設の中で、いすに座って発射台が映っているモニターを見つめたり、国家宇宙開発局の幹部らが拍手をする中で笑顔を見せたりしている姿を捉えた写真も含まれています。北朝鮮としては、キム第1書記の立ち会いの下で発射が成功したと、国営テレビを通じていち早く伝えることで、8日の旧正月を前に国威発揚を図るねらいがあるとみられます。