2016.2.15 : 体操の白井「シライ3」認定
体操男子の19歳、白井健三選手が去年の国際大会で披露した「ゆか」の技が、国際体操連盟から新しい技として認定され、「シライ3」と名付けられました。
これは13日、スイスのローザンヌで開かれた国際体操連盟の男子技術委員会に出席した冨田洋之委員が明らかにしました。
技術委員会は、去年12月に行われた豊田国際大会で白井選手が「ゆか」で披露した「後方伸身2回宙返り3回ひねり」という技について、世界で初めて成功したと認定しました。
この技は、「後方抱え込み2回宙返り3回ひねり」の大技、「リ・ジョンソン」を体を伸ばして行うもので、技の名前は「シライ3」で、難度も男子では最高の「H難度」に決まりました。
白井選手はすでに、ゆかで「後方伸身宙返り4回ひねり」の「シライ/グエン」と「前方伸身宙返り3回ひねり」の「シライ2」の2つ、跳馬で「伸身ユルチェンコ3回ひねり」の「シライ/キム・ヒフン」の合わせて3つ、
自分の名前がついた技を持っていて、今回が4つ目となります。
このほか、去年8月のアジア選手権で、山室光史選手が披露した平行棒の技も「G難度」の新技に認められ、「ヤマムロ」と名付けられました。