
2016.1.14 : 歌会始 飯田の木内さんの歌も
新春恒例の「歌会始」が14日、皇居で行われ、入選した飯田市の木内かず子さんの短歌も詠み上げられました。
ことしの歌会始のお題は「人」で、全国と海外から合わせて1万9000首近くの短歌が寄せられました。
皇居・宮殿の「松の間」では、天皇皇后両陛下や皇族方の前で入選した10人の短歌が詠み上げられ、飯田市の木内かず子さん(67)の歌も古式にのっとって披露されました。
木内さんは、訪れた美術館で、苗木を植える親子の絵に大木になるまで待つという詩が添えられていたのに感銘を受け、「ぶな植ゑて百年待つといふ人の百年間は楽しと思へり」と詠みました。