2015.12.27 : たき火にあたる猿
愛知県犬山市の日本モンキーセンターでは、火を怖がるはずの猿がたき火の周りに集まって暖を取る姿を見せています。
昭和34年の冬、飼育員が暖を取るため廃材を燃やしていたところ、火を怖がるはずの猿が近づいてきたことをきっかけに、毎年たき火が行われています。
27日もヤクニホンザル150匹余りが飼育されている猿山でたき火が行われ、大人だけでなく子どもの猿も火のすぐそばに近づき、のんびりと暖を取っていました。また、
飼育員がたき火から焼き芋を取り出すと一斉に奪い合い、中には器用に芋を冷ましてから食べる猿もいました。
日本モンキーセンターによりますと、ことしは暖冬ですが、例年と同じぐらいの数の猿がたき火の周りに集まってきているということです。