2015.10.15 : インターバル速歩
最近「体力に自信がなくなった」「夜よく眠れない」「健康診断でひっかかった」などでお悩みの中高年の皆さん。 「インターバル速歩」をご存じでしょうか。インターバル速歩は科学的根拠に基づき、上述したような悩みを改善し、 体力を10歳ほど若返らせる運動トレーニング方法です。しかも歩行術、”ややきついウオーキング”ですが、道具は必要なくとっても簡単です。 いつでも始められます。
早速、方法を簡単に説明します。「速歩きとゆっくり歩きの3分間ずつのセットを、1日5回以上、 週4日を目標に繰り返す」。これだけで驚きの効果があります。
(1)最初の3分は、普通のスピードで歩く。
(2)次の3分は、足を大きく開き、息が上がるほどの早いペースで歩く。
(3)(1)の普通のスピードと(2)の早いペースを3分間づつ交互に繰り返す。
この歩くスピードにメリハリをつけた歩き方こそ、筋力を効果的にアップできるウォーキング法なのです。
1日15分ほど「インターバル速歩」をするだけで、筋力の増加が飛躍的に伸びることが調査の結果、分かってきたのです。
1. 速歩きの1日の目標はトータル15分。
2. インターバルの長さは人それぞれ自由に。疲れない程度に休みを取る。
3. 継続することが大切。
4. 速歩きの際には、足に十分な負荷がかかっていることが重要。
5. 競歩に近い自分の最も速い歩きを100%とした時、その70%が早いペースで歩くときのスピード。
6. 競歩に近い自分の最も速い歩きを100%とした時、その50%が普通のペースで歩くときのスピード。
(1)正しい姿勢で歩く。
(2)腕を後ろに振るようにしながら歩く。
姿勢良く歩くには、腕を後ろに振ることを意識することがポイントです。
(3)大股で歩く。
速いペースで歩く(速歩)時には、できるだけ大股で歩くことがポイントです。
この時、つまづき防止のため、かかとから着地するようにしましょう。
(4)速く歩く時のスピードの目安
初心者は1分間に130歩ほど歩くことを目安にする。
上級者は1分間に150歩ほど歩くことを目安にしてください。
ややきつい運動。筋肉が最も強く収集した時(最大収縮)の70%以上の負荷をかけると、筋肉はだんだん太くなっていきます。